家具といえば、やはり北欧家具が一番と思う方も多いと思います。
日本人にとって、とても親しみやすいやすく、シンプルなデザインが特徴の北欧家具ですが、その人気はなにも日本に限ったものではありません。
実は北欧家具は世界的にも人気があり、著名な家具のデザイナーの間でも北欧の家具は一目置かれる存在なのです。
ことさら、日本においては北欧家具がある種のステータスシンボルだったりするぐらいで、家具にこだわる人ほど北欧家具に詳しかったりするようです。
では、北欧家具が何故これほどまでに人気を集めるのでしょうか。
それは、北欧の厳しい気候とそこで暮らす人々の感性に由来するものなのかもしれません。
北欧といえば、最初に思い浮かぶ国がスウェーデン、デンマーク、ノルウェーだと思います。
これら3つの国はスカンジナビアと呼びますがこれらに加え、フィンランドとアイスランドも北欧に含まれます。
これらの国々の共通点は高緯度地域に位置し、とても寒いという点です。
加えて、日照時間か短かいため屋内で過ごす時間が多いのもこの地域の共通点です。
屋内の狭い空間で長い時間を快適に過ごすためには、家具も飽きのこないものにしなければなりません。
その結果として、シンプルながらも飽きのこない、どこか愛着が生まれるデザインの家具が生まれたのかもしれません。
しかし、寒い地方は何も北欧に限ったものではありません。
ロシアもとても寒い地域がありますし、カナダにも寒い地域があります。
日本の北海道も場所によっては北欧諸国に負けないくらい寒かったりもするのです。
このことは、北欧家具のデザイン性の由来は気象条件以外にもあることを示唆しています。
そこで、注目したい点がその国民性です。
北欧は日本とは8時間前後の時差がある遠い地域です。
しかし、その国民性は以外と日本人と共通点が多いのです。
もちろん、一概には言えませんが、概して勤勉で時間に正確、個人よりも人々の和を大切にする国民性です。
同時にとても凝り性な性格の人が多いようで、こだわりが強い面も見られます。
そして、家具を作る上でとても重要な国民性、それは、自分の住む家をとても大事にするという点です。
北欧諸国の家は家具と同じようにシンプルかつ飽きのこないデザインが多いことで知られています。
それでいて、機能性に優れているのが北欧の家なのです。
家具や家にこのようなデザインが生まれた背景にはもちろん気象条件という重要な要素が存在しています。
そこにまじめで凝り性で和を重んじ、家を大切にする国民性が加わった結果、世界に愛される家具が完成したのかもしれません。